ホメオパシー

ホメオパシーとの出会いは2000年の春でした。掛かり付けの医師に紹介されて行ったセミナーでその素晴らしさに驚きました。しかし効果が本物か信じられず、半分冷やかしのつもりで勉強会に参加しました。そこで自分の身体がぐっと良くなるのを感じこれはまやかしではないと確信して、現在専門家になるために定期的に東京に勉強に通っています。
勉強すればするほど自分が「人間の勉強」が足りないことを感じてしまいます。ホメオパシーは単なる治療・健康法というよりは僕には生きる目的になっていくのが分かります。非常に深くて難解な部分もありますが、それだけに面白いと思っています。

概要は別途ご案内しています。
患者のための医療・健康法

現代医学を批判するのが僕の本意ではありません。僕らがこれまで体験してきた医学と全く異なる健康観を知って頂きたいのです。あなたと少しでも共感の時間を持つことを願っています。僕の理解不足で上手くお伝えできないことがあるかも知れません。その点ご容赦下さい。

ご意見をお待ちしております。いつでもメールして下さい。
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<目次>
NO.1 同種療法/改
NO.2 病を診ず人を診る
NO.3 日常医療
NO.4 エネルギー
NO.5 プルービング
NO.6 無限小のパワー
NO.7 火傷
NO.8 レメディのこと
NO.9 サルファー
NO.10 カルク・カルボ
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「ホメオパシー2」に続きます。
「ホメオパシー2」へ

<NO.1 同種療法:01/07/02改>

ホメオパシーとは「同種療法」という意味です。「健康な人に与えたときに起きる症状と同じ症状を起こさせるものを患者に与えると効果がある」ものです。
分かりにくいですね。

ドイツのハーネマンという医師がマラリアに何故キニーネが効果があるのか研究していた時、健康な彼がキニーネを飲んだみたのです。すると発熱・嘔吐・下痢などのマラリヤと同じ症状が出たのです。そういう症状を出させるもの(ここではキニーネ)が患者の病気を治す力を引き出すという理屈です。これでどうでしょうか?

僕も処方してもらってホメオパシーの薬「レメディ」を口に含みました。まず気持ちから安定します。そして体調も安定してきます。夢見が良く、食欲も良くなり、便通も良し。一番悩んできた痙攣発作からもほぼ解放されています。しかも身体に負担の大きい「抗痙攣剤」の服用量は幼児並に減らすことが出来ました。眠気、頭の活動停滞が無くなったので日常生活が楽です。振り返ってみると麻痺の緊張状態も次第に弛んで来たように感じます。(これはリハビリ効果かも知れませんが)

この「レメディ」には元の物質は分子として残っていないほど薄めたものですから科学者の一部は効果があるはずがないと言っていますが、臨床的には効果が出ます。どうもその中には分子はなくても「エネルギー」が残っているようです。それが僕の生命の根幹に働きかけることで治癒力がアップしてくるようです。

「難病」というのは今の医学の方法で治せないと権威が決めたレッテルです。全てではないにせよホメオパシーはそうしたことを解決する可能性を持ったものです。

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<NO.2 人を診て病を診ず:01/07/02>

「ホメオパシー」が現代医学と全く違うのはこの言葉のことです。現代医学は「病を診て人を診ず」とよく言われます。しかし、その中でも名医といわれる方は「人を診て病を診ず」を実践されているという話を良く聞きます。

実際、僕は病院へ行ってカルテとパソコン画面ばかり見てこちらの顔を見ようとさえしない先生に何度かお会いしました。もう2度とお伺いすることはありませんでした。病院を変えるか先生を変えたからです。患者の気持ちは多分皆さん同じでしょう。

僕が異常でしょうか。いくら症状を訴えても「検査では異常無しです」と言われたことはありませんか?「検査正常=健康」それ以外は患者の気のせいか間違いであるという断定。患者は「ああそうですか」と言って帰るしかありません。

多分、これが今の現代医学の一番の欠点でしょう。「病名」をつけることが医師の仕事になっています。判断材料は検査数値。それさえ分かれば、後は自分の経験を加味して「薬」を処方すれば良いと考えているなら僕はもうゴメンです。患者の目も見ず手も触らず身体に触りもせず判断できるならいずれ医師はロボットで良くなるのではないか? 僕の経験では若い医師ほどこのタイプが多いと感じます。

ホメオパシーには検査は不要です。その人の主観をつぶさに問診してその人独自の心身の傾向を掴むものです。つまり現代医学は「病名処方」。ホメオパシーは「その人処方」とでも言って良いものです。

当然ながらいくら方法が良くてもホメオパシーの専門家が「その人」を正確に掴めなければ治癒しません。

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<NO.3 日常医療:01/07/11>

先日、ジュンク堂という大阪で一番大きな書店に行きました。「ホメオパシー」の本を探すのが目的でした。医学のコーナーに行ってうろうろしても見つかりません。担当者に尋ねると「ちょっとお待ち下さい。」と随分待った後、「ここにはありません。精神世界のコーナーにすこし置いてあります。」と言われました。
そうです、ホメオパシーは日本では精神世界のようです。

とりあえずそのコーナーに行きましたが数冊しか置いてありません。おもむろに手にとって読んでみるとヨーロッパでのホメオパシーの実態が現地滞在者によって書かれたものでした。現地ではどんな地方の薬局にも「普通の薬」と「ホメオパシーのレメディ」が両方置いてあること。そして、現地の人はおおよそ35%はホメオパシーで病気を治すのが日常であることなどが書かれていました。

著者の先輩は留学中の音楽家ですが、彼女から「もう何年も普通の薬を飲んでいない。具合が悪くなるから嫌なの。」と聞いて著者が驚いたところからこの本を書く動機になっていました。
その先輩音楽家は帰国の際現地で「ホメオパシー」の薬=レメディを大量に買い込んで親戚・知人に手渡すそうです。

ヨーロッパの日常医療が日本では精神世界。何がこの落差を作ったのでしょうか?

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<NO.4 エネルギー:01/08/18>

「ホメオパシー」には病名がありません。「ホメオパシー」にあるのは「今」の「その人」の「主観的な症状」と「その人特有の症状・性分(広い意味での性格)」だけを診るものです。

その人を「今」支配している「エネルギー」に最も適した「レメディ」を与えるとやがてその症状は消えて行きます。

例えば、「アコナイト」というレメディはトリカブトを原料としたものです。トリ カブトは猛毒ですがレメディ(30C)はそれを10の60乗分の1に薄めたものですから毒性を発揮する「分子」は全く無いのです。(古典物理学の説明では)

そして驚いたことに更に薄めたものほどよく効くのです。でも「モノ」はありませんが「エネルギー」がそこには残っています。

僕も家内も風邪のひき始めにこれを飲んだことがあります。

これを飲むとまず「不安に」なります。心が波立つようです。「何か風邪が悪化しているのかな?」というような不安です。そして次第にその波が納まってきます。数時間後に気がつくと完治しているというような治り方です。

「アコナイト」は高山植物です。つまり気候変動の激しい場所に生息しているものです。このレメディの「エネルギー」のテーマは「突然に・急に!」です。

風邪に限らず、ほとんどの病気(特に心臓病などに適する)に対して「始めの段階」つまり「突然に」「急に」の段階のものなら大きな問題に発展せずに経過させてしまうレメディです。

実は「ホメオパシーが何故効くか」という説明はとても難しいのです。かなりの専門家でもこれを説明するのに苦労します。

ホメオパシーの正確な分類は知りませんが「エネルギー療法」とも言えます。あるいは「波動共鳴的」にも見えます。

ともかく「モノ」が持っている独特の「エネルギー」が「今」の「その人」を 「一番強く被っているエネルギー」と何らかの関係を持って病が小さいうちに終わらせたり、症状を消滅させる力を持っているのは体験的に言って間違い無いところです。

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<NO.5 プルービング:01/08/30>

もう一度復習してみます。
「さて同種療法とは何だったでしょうか?」

それは・・
「健康な人が飲むと起きる症状を引き起こす「モノ」は同じ症状の病気の人を治せる」と言うことでした。

ということはまずこの療法の前提として健康な人に色んな「モノ」を与えてどんな症状が出るのかを確かめることが必要になってきます。これを「プルービング」と言います。

例えばキニーネ(キナの木の皮の抽出物)を健康な人に投与するとどうなるのか?を確認しなければなりません。それによってどのような症状が出てくるのかを記録ます。 発熱・悪寒・下痢・熱の種類としては定期性を特徴とするなど・・

これで始めて症状を持った患者さんに何を与えるべきか分かるのです。こうしたモノを与えた結果の情報は「マテリア・メディカ」というものにまとめられています。つまり「モノ」別の症状の辞典があるわけです。
現在約3000種類の「モノ」についてのプルービングのデータがここには納められています。

ホメオパス(ホメオパシーの専門医)はこのマテリア・メディカを参考にして「その人に特徴的な症状」からマッチしたレメディ(モノ)を突きとめて行きます。(現実的には200種位が使用されているようです。)

これだけでは見つけるのが大変なので別に「症状」から探せる「レパートリー」という辞書もあります。

「マテリア・メディカ」と「レパートリー」を頼りにホメオパスは問診をしながらその人にマッチした「レメディ」を見つけるのです。その基本情報はすべて「プルービング」からできています。

さて
創始者のハーネマンは当初濃度の高いモノを使用しました。すると一時的ですが症状がひどく悪化しました。それはプルービングする際も実際の患者さんに投与する際も濃度が高いと毒性(毒物もよく使用したため)が強すぎたりするからです。
そこで薄めてみることを試みたのです。薄めたら効果は落ちるかも知れないけれど、悪影響は防げるはずだと考えました。

ところが薄めていく段階で彼はもう一つの発見をします。「震蕩」(強く振る)を すれば濃度が下がっても効果がむしろ高くなるということです。
そこで彼は人に効果があるのは「モノ」が人体に与える化学的な効果では無くて「モノ」が持っている内在効果(エネルギー?)では無いか?と直感しました。

彼が震蕩をしたのは聖書の上です。多分、霊的なものを強く感じたのでしょう。(彼がどうしてこれを思いついたのかは不明ですが、錬金術の知見があったからだと言う説が有望のようです。)

「震蕩」すると分子が存在しない段階まで薄めてもむしろ効果がドンドン強く現れることがハッキリ分かったのです。

ハーネマンは100倍法をつかう場合

1.原液1:水99=C1  100分の1(10の2乗分の1)
2.C1を1:水99=C2  10000分の1(10の4乗分の1)
3.・・

・・この調子でいくと(前にも説明しましたが)
一般に使うものはC30ですから10の60乗分の1ということになります。僕は今は自分用にはC200を投与しています。つまり10の400乗分の1の濃度と言うことです。ほとんど水としか考えられません。
昔は先ほど述べましたように1回薄めるたびに聖書の上で「100回」強く振ったと言われています。つまり「モノ」は物質であるためのエネルギーが不要であるほど内在エネルギーのレベルは強くなるわけです。

当時は古典物理学で説明不可能でしたが、相対性理論と量子力学が今世紀認められてから次第に「ホメオパシー」がインチキではないということが科学的に説明出来る段階までようやく達したようです。

こうして考えれば「言葉」は巨大なエネルギーが内在しており、「言霊」は当たり前。そして「念」には恐ろしい力があるはずです。簡単に使って良いものではありません。音楽・絵画から人が強く影響を受けるのも「場」のエネルギーも当然です。マイナスの言葉や態度やストレスは「毒そのもの」ですね。
一方「合成薬物」にしてもその本当の効果は物質的・化学的な変化がもたらすものの他にその薬物が内在するエネルギーによって効果がでてくるとも考えることが出来ます。一概に否定すべきものでもないのかも知れません。

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<NO.6 無限小のパワー:01/10/05>

学校の進度の関係もあり今回で一旦休憩してまた自分の頭がまとまりましたら再開したいと思っています。

さて前回の続きになります。

原液をどんどん薄めていく際に「震蕩」を繰り返す。これによって分子の状態はやがて過ぎ去り、レメディは「モノ」の状態から「エネルギー」に転換してゆくわけでした。ホメオパシーではこの法則をこう呼んでいます。

「無限小は無限大に通ず」

ハーネマン氏はレメディの「霊魂化」という概念にまで達していたのです。彼はレメディの希釈を10の2万乗まで試していました。これは「10M」と呼ばれるものですが、ホメオパシーの世界ではもっとも強い効果があると言われています。

もうおわかりかと思いますが薄いほどエネルギーレベルが高いためその効果が肉体ではなく心(精神・霊魂)の奥まで働きかけるようになります。

ホメオパシーでは一般的に「トラウマ」など精神的な原因で発症していると考えられる場合はこのハイポテンシーのレメディを使うことになります。ハイポテンシーとは「薄くてエネルギーレベルが高い」ということです。これは具体的には「200C、1M(1000C)、10M(10000C)」などのレメディのことを差します。
これは心のレベルから変わりますので通常は多用しません。人にもよりますが1ヶ月に1粒くらいで内部の奥底から心身が変革するようです。本人はその経過をじっくり診てホメオパスに報告する必要があります。
逆に外傷の場合は肉体により影響を与えるようにローポテンシーのレメディを比較的多めに投与することになります。例えば「6Cを3時間ごとに与える」などです。
 
通常基本キットで売っているのは「30C」レベルです。これはハイとローの真ん中で便利に使えます。
一般に子供は元々のエネルギーレベルが高いので初めからハイポテンシーのレメディを投与することが多いのです。

いずれにしても、この「ホメオパシー」は試してみることから始めないと少しも理解出来ないし、その効果を確かめることが出来ません。周りの家族の風邪やケガ・火傷 から始めて次第に慣れて行くことをお薦めします。但し、病気の方やかなり深いこころの問題を抱えた方への処方は専門家に委ねてください。そして、少し調子が良いからと言って、これまで病院の薬を飲んでいる場合もすぐに止めたりしないように注意して下さい。

ここまで進めてきて改めて思うことは「人の病気はほとんど精神的なところを出発点としている」と言うことです。僕は自分の大病のことを考えれば考えるほどこのことは確信に変わってきます。これに対する医学的処置は手術や抗生物質であるはずがないという疑問をずっと感じて来ました。

その病気を発症した根本に気づいてそれを治さない限り、早晩また病気は降りかかってくるのではないか?本当の健康は手に入れられないのではないか? ホメオパシーはまだ勉強中で自分の結論には至っていませんが、ホメオパシーに出会ったお陰でずっと感じてきたこの疑問への答えに近づいて来たような実感を持っています。これは僕にとっては病に対する探求というよりも自分探しの旅のようにも思えます。

以下、入門書をご案内して今シリーズの中締めとさせていただきます。

「ホメオパシー医学への招待」(松本丈二著)/フレグランスジャーナル社
著者は生物学者です。筑波大学からマサチューセッツ大学、コロンビア大学を経て、ここしばらくは英国でホメオパシーの研究をされた方です。現代医学との比較解説もあり分かりやすい内容です。ご一読されることをお薦め致します。

ではまた 近い内にお会いしましょう。

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<NO.7 火傷:01/12/28>

どうも理屈の話になるとどんどん分かりにくくなるようですのでホメオパシーの考え方の具体的なことを書いてみますね。

皆さんは火傷したときどうされますか?

水や氷で冷やすのが普通ですね。僕も今までこれ以外のことをしたことがありません。しばらくあとにアロエをぬったりしました。

ホメオパシー的な考え方では冷たいものは「逆療法」と言って適切な対応ではありません。

ではどうするか?

それは「ぬるま湯につける」ことです。出来ることなら台所の湯沸かしからのお湯と水を調整してぬるま湯(人肌程度)にしてつけるのがベストです。ホメオパシーとは「同種療法」でしたね。この例が分かりやすいのでご紹介しました。

冷やすと体内に入った「熱」が出口をふさがれてしまいます。行き場を失って火脹れになりやすくなります。ぬるま湯ですと体内に入った熱がこもることなく外に向か って噴出します。最初ちょっと熱く感じるでしょうがこのほうが綺麗に治ります。

火傷すると体液が熱を持ち変質したり、濁ります。身体はそれを外に出してやりたいのですが外から冷やされると逃げ場がなくなり細胞組織の中で沈着してゆきます。 外に熱があるとそこに向かって体液の熱が噴出します。これですと元に戻っていけなくなり、火脹れにはなりにくくなるのです。

是非試してみて下さい。

この現象は(僕個人の推測ですが)最近、とても多いアトピー性皮膚炎ともよく似ているのではないでしょうか?
何か体内から噴出したいと身体が訴えているものを強制的に薬で閉じこめようとする処置があります。これなど根治のためには最も良くない方法の一つだと僕は考えています。

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<NO.8 レメディのこと:02/01/29>

レメディについて少し話します。説明の必要上「NO.4エネルギー」と重複する内容になっていますがご容赦下さい。

レメディというのはホメオパシーの「薬」です。でもこれは人間とよく似ていて個々に「性格」があります。ある病気の人の「性格」あるいはその時にとらわれている「傾向」に類似したものを見つけて投与できれば「類似の法則」が働いて治癒してゆくものです。

その治癒の力はレメディの力ではなくて本人が持ち合わせていたものによるのです。だから副作用が起きにくいわけです。

例えば「アコナイト」というレメディの原料は有名な「トリカブト」です。しかし、レメディは薄めて薄めてこれでもかというくらい薄めてあるので毒性はありません。 僕などもう30粒は飲んでいますから、毒性があれば死んでいるか病気になっているはずです。家族もかなり飲んでいますが、皆元気です。

この植物は高山に生息しています。高山の気象の変化のとても激しいところで生きているという「傾向・性格」を持っています。
このレメディに適した症状は「急な」「突然の」ものになります。それは風邪でも効果がありますし心臓発作でも効果があります。精神的な恐怖やショックにも効果があります。病名は無関係です。

そもそも「病名」は人が勝手につけたもので人の身体には何の関係もないのです。ホメオパシー的なポイントはその人が「急な・突然の」という状態であるかどうかだけです。

不思議なことにその「突然の」原因が随分前の場合でもこれは効果がでます。問題は今もその時感じたショックのようなものが残っていて本人の心身に影響を与えているかどうかです。

これで理解していただけたと思いますがホメオパシーとはまず病気だという人の今ある「傾向・性格」を正しく捉え、それと類似したレメディを見つけることが出来れば後は本人が自分の力で勝手に治って行く、とてもシンプルな医療です。
レメディは辞書のようなものがありますので基本さえ覚えればそれが20−30個でも結構役にたちます。問題は「その人」を正しく捉えられるかどうかです。これが難しいのです。

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<NO.9 レメディ「サルファー」のこと:02/02/03>

「サルファー」というレメディは硫黄(いおう)からできています。
これが持つエネルギーのイメージはどこかマグマのような爆発的なものを持ち合わせた人に合います。

キーワードは「HOPEFUL DREAMER」そして「爆発的」です。

具体的に言えば・・・
・創造力+想像力大勢。アイデアが一杯な人。但し、出来ること出来ないことも考えずに出しちゃうのでアイデア倒れになることもある。
・哲学的または実際的
・だらしない。部屋や机は汚く散らかっていることが多い。 でも掃除をするときは徹底してきれいにするかも。
・暑がりで外気が好き。
・昼前に腹がへる。腹がへるとどうしようもない。
・身勝手

うちの娘はこれですが、良いときと悪いときの差も大きく普段は元気で明るいのですが、一旦へこむととことん体調を崩したり、寝込んだりします。アトピーの方も多くこのタイプが多いようです。

周りに心当たりの方はいませんか?

大人は「よろい」を着ているので分かりにくいのですが子供は比較的よく分かるタイプです。

大きなレメディについてしばらくご案内して行きます。

子供の健康管理にホメオパシーはとても有効です。今回の「サルファー」は基本体質レメディの一つです。これらを理解しておけば、子供が体調の悪い時、なかなか回復しない時、他のレメディで効果が無い時、にすごく助かると思います。

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<NO.10 カルク・カルボ:02/02/07>

レメディ「カルク・カルボ」のこと 基本体質レメディの2つめです。

「カルク・カルボ」は牡蠣の殻の白い部分を原料に出来ています。その成り立ちから分かるように「内側の柔らかいものを外側の堅いもので守る」というイメージが沸いてきます。

これがこのレメディのエネルギーイメージです。

生後1年以内の赤ちゃんはすべてこの状態にマッチしており赤ちゃんが具合が悪いときはこれでかなり効果が出ることが多いようです。(母胎というパラダイスからこの世という現実へ)
他に歯の生え替わり・思春期・更年期など人生の節目に重要なレメディです。

具体的には
・多くの怖れと心配を持っている。
目を閉じるのが怖いという子供。
大人では狂気への怖れ・人から見られる怖れ・健康に対する怖れ・貧乏への怖れ・残酷なことを見るのに耐えられない・・など
・「マイペース」大人では責任感のあるしっかりした仕事をする。仕事ぶりは職人気質的なやり方が得意です。
子供の場合は大人から見るとのろまに見えるかも知れない。しかし、ゆっくりだが着実に自分のものにしてゆくところがある。
・太っていることが多い。太りやすい。或いは太るのを嫌がる。
・寒がりで風邪をひきやすい。
・甘いものと半熟卵が好き
・多くの汗をかく。汗は酸っぱい臭いがする。

というところです。

周りにこんな人は居ませんか?

聞いた話ですが自閉症児にも卓効があるそうですが、処方は専門のホメオパスに任せるべきだと思います。

基本体質レメディは全部で6つですが、これだけでも知っておくとかなり日常で使えます。これで2つ終わりました。

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