<「特発性側わん症篇」の目的と動機>

3年前・・・
僕達夫婦が病院で医師から言われた娘に対する診断は・・・
「ここまで曲がったら(腰部40度 胸部34度)
絶対に治りません!」

続けてこう言われました。
「残念ながら今の医学ではコルセットをほとんど1日中装着して進行を防ぐしか手はありません。成長期には悪化することが多いからです。もう少し曲がったら手術が必要です。45から50度がその目安です。」
と言うことでした。

S字型に曲がった娘の背中は腰の部分が 「カチカチ」にこぶのように固まりその部分の曲がりは40度になっていました。一旦は途方に暮れました。

たまたま僕が脳卒中後遺症(片麻痺)の改善のために通っていた施術家の先生に託したところどんどん治って行きました。そして1年後ほぼ治癒しました。

うれしかった!

でも同時に
医師からは「絶対治らない」と言われたが 何故なんだろう?という疑問が出て来ました。そこでこの一件を関連の掲示板に投稿しました。 以来多くの方と知り合うことが出来ました。そうした方達の「生」の声を聞くうち素人ながら「ひょっとして病院で行われている治療は一面しか見ていないのではないか?或いは僕がある公立病院で経験したリハビリの対応と同様にどの患者さんにも一様一律に判断しているのではないか?」
と思うようになりました。

しかもコルセットや手術経験者も必ずしも治癒しているとは限らないこともわかってきました。症例はどれほどあるのかわかりませんが脊柱に沿って入れた金属矯正手術でも治癒できないケース。長期のコルセット装着による常態的な「肩こり」「腰痛」「筋肉未発達」などの後遺症が続くことになっていることもあるようです。

僕達にできることは少ないかも知れません。でも娘の治癒は間違いのない事実ですし、どんな医学の権威も否定できないことです。

これまで側わん症関係のHPの掲示板主体に投稿して来ました。
幸い娘は「カムバック」出来ました。「たまたま」だったかも知れません。でも僕達夫婦で体験した

隠れた施術家の方の情報を
もっと信頼性の高いものにしてゆき
側わん症に悩む方の共有財産に育てたい。

それを利用してもっとたくさんの方にも「カムバック」して頂きたい。 そして、治った方の情報はまた皆に知らせて欲しい。広がってほしい。 現代医学の先生達にもこれからの治療の指針として頂きたい。将来医師とこうした施術家とが協力してこの厄介な病気を克服出きる日が来てほしい。 そんなサイトになることを望んでいます。


このサイトは僕達だけでは何も作れません。この病気に悩む患者さん、ご家族、手術やコルセットの後遺症に悩んでいらっしゃった皆さんの情報によって作り上げられるものです。
一番ご注意頂きたいのは単に「手術」が嫌だからという逃げ場として考えるのは避けてください。治癒のためにはまず施術家との信頼感が必要です。その方の力を借りて自分で治すつもりでなければ身体が本来持っている治癒のシステムは動いてきません。

最後に
僕達は現代医学を否定する者ではありません。また、いたずらに患者さんやご家族に混乱を与えるものでもありません。一律に「不治」と断定される側の「不安」や「絶望感」を避け、治癒の可能性の情報を共有しようとするものです。僕達自身何より現代医学の今後の可能性を信じています。側わん症の専門医の皆さんが多様な療法にも目耳を傾け、患者さん達の待ち望む成果をえられんことを心より待ち望んでおります。


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