<ながい気整体入門>


ながい気整体のご紹介は具体的には難しいので以下2つをご案内しようと考えました。つまり実際彼に施術して頂いた時の僕の体験記とその前に彼から頂いたメールの内容です。時系列に合わせて<ながいさんからのメール><ながい気整体の体験>という形にさせて頂きます。前者は全文掲載、後者は抜粋。としました。
尚、部分的に文字の色や大きさが変わっているのは僕の独断でしたものです。

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<2000年8月/ながいさんからのメール(麻痺改善MLでの内容)>

こんにちは、ながいです。
  荻野さんの写真、拝見させて頂きました。
  ありがとうございます。
  痛みは注意信号、症状は治癒の現れ
  と考えると、大病の前の無症状・無自覚
  というのは、体の鈍りがあった証拠
ですね。
  また、荻野さんの心と発病・治癒のお話
  同意見です。
  僕の場合はケガですが医者に治らないと言われて
  急に気落ちして動けなくなりました。
  絶望すると動けなくなってしまうのです。
  心は体に強く影響します。
  心と体は不可分の一つの生命
です。

「心の傷」
人は誰でも心に傷を持っていると思います。
思い出すのも恐ろしいほどの過去は
記憶にフタをしてしまい思い出さなくなります。
しかし、決してすっかり忘れてしまったわけではありません。
体が思い出さないように押さえこんでいるのです。

「ちょっと不思議な話」
ごくまれに、筋肉をゆるめていると、
感情が湧いて来たり、記憶が浮かんで来たりして
泣いたり,怒り出したり、怖がったりする人がいます。
これは、その時の感情を筋肉を硬くすることで我慢していたからです。
筋肉がゆるむのと同時に感情がよみがえり、
記憶までもよみがえることがあるのです。

「大人になるって・・・」
泣きたいのをぐっとこらえる。
その「ぐっ」の力の入った筋肉で押さえつけて
感情が乱れないようになり
筋肉が固まって常に硬い事で感じなくなっていきます。
そうやって我慢強い「大人」になっていきます。

「気づく時」
いづれ、その筋肉の硬さの為に深刻な病気になります。
そして、死と生に向き合って初めて自分の人生を見つめ直す気になれます。
僕もケガをして、人生を振り返る事ができました。
なんでこんなに生きるのが辛いんだろう
その答えが見えていきました。

 親からの愛情を受けたくてがんばってきた自分
 親から受けた愛し方でしか人を愛せない自分
 愛されたかった愛し方を相手に求める自分
 親の条件に縛られて、他人をもそれで縛ろうとする自分
 愛情を伝える事の下手な自分

いろいろと自分を縛り付けていたものに気づいて
それらを一つひとつ、はずしていきました。
一番変わったのは、泣けるようになった事かな。
感情が無いようにみられるタイプでしたから。
少し感情を出せるようになりつつあります。

病・ケガのおかげで深く考え、多くの事に気づく事ができました。

「時期」
心の問題についても最初は人を導こうと努力しましたが
結局、死と向き合うほどの真剣さが無ければ
嫌な思い出を振り返って反省する事など
できようも無く、ただ、その人の時期を待つしかない
と思うようになりました。
時期がくれば教えずとも自得します。
無理に教えても反発します。
ただ、ヒントを与えて、自得するのを待つ
それがいいのかなぁと思っています。

(ここまで)

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<2000年9月/ながいさん気整体体験(麻痺改善ML報告内容)>

彼の施術は「ながい整体」と呼んでも良いほどの独特のものでした。

既存のものとは次元の違う施術でした。僕もいろいろしてきましたが「斬新かつ有効」だと感じました。

僕はただ寝ているだけです。本当に寝てしまいました。

彼が頭に手を置くと脊柱にそって「なにか」が流れて行きました。「気(電気?)」だと思います。そして足裏からそれがシャワーのように出て行くのが感じられました。それはやがて膝に強く反応し、丹田にも感じやがて手先にも広がってきました。

家内(試しにしてもらった)は上半身で電気をビリビリと感じたといっていました。人により感じ方は違うようです。

施術のタッチはソフトで痛みはまったくありません。自分がここを触ってほしいと思うところに彼の手は移って行きます。

その間、彼は身体を奇妙に?動かしています。特に顔・首・顎時に足全体でしょうか。そして「かきこき」と音がしてきます。何の音かはわかりません。

端から見たら多分「かなり変」と思うに違いありません。これは「野口整体」の「活元運動」を応用したものです。毎日この運動をしている僕でさえ奇異に感じるのですから初めて見たら驚くかも知れません。(野口整体の指導者の方からしたら「異端」と言われるかも知れません。)

簡単に言うと「活元運動」とは・・・
「ねぞう・寝返り」「あくび」「クシャミ」など人が無意識に自律的にしている身体を整える運動を随意的に繰り返すことで「本来」の生命力を最大限引き出す訓練法(体操)のことです。
これをすることで人は「整体」になり、悪いものを食べると吐き、または下痢をして排出し、疲れると「風邪」をひいて身体を休めたり、熱を出して病原菌を殺すという「自己防衛」を本能的なものにしてゆく考え方です。

僕の知人は技術者(医師ではない)ですがこの考え方に傾倒しています。「免疫」の観点から強い興味を持っています。
現代医学とはまったく違う健康観のものです。

この20年ほどようやくアメリカなどで精神神経免疫学(PNI)という「こころが身体に及ぼす作用」を科学的に分析する分野の研究が進み始めました。日本では九州大学の心療内科学が先端ですがいまだにこの専門家は医師の中での地位は低いままです。

野口氏は「こころ」が身体に及ぼす作用だけでなく逆に「身体」が「こころ」に働きかける作用をも既に自分の施術に取り入れられた「早すぎる」方です。

さて・・・
ながいさんは野口氏に教えを受けた方々がしていることとは全く違った方法を自分で考案しておられます。麻痺に対する取り組みの経験はまだ多くありませんが彼の施術は独自の健康観に基づいており理に適った方法でのアプローチと思いました。

施術後の僕の自覚では(今現在/1日後)
・手足が非常に暖かくなったこと。手が真っ赤です。
・関節がゆるんだこと
・今まで感じたことの無い左麻痺側の手の指関節の根元に鈍い痛みを覚えたこと
 「知覚神経」が少しよみがえってきたのかも知れません。
唯一最大の難点は時間がとても掛かることでしょう。
かなり時間的余裕を持って臨まないと期待効果はでないかも知れません。彼が近所におられればいいのですが・・・。

今回の施術でようやく僕の体の入り口まで入っていただいたというところで時間切れでした。とても残念でしたが、今後に期待は持てました。

以上ご報告まで
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