<「イメージ法によるリハビリ」の可能性>

スポーツの世界は病気の改善と同じく厳しい世界です。彼らはトップになるほど筋力的・能力的にはかなり拮抗しています。
そこで差をつけるのは筋トレではなくて、結局「イメージトレーニング」であり、「メンタルトレーニング」です。

ご存知の方も多いでしょうが例えば短距離の選手などはスタートしてからゴールのテープを切るまでのイメージを常に身体に染み込ませそのイメージに沿った動きをすることで自分の能力を極限まで引き出すのです。一流選手ほどこれを実践しています。
僕は1年半年ほど前からこの手のトレーニングに可能性を感じて通っています。その中で麻痺改善に有効と思われるものを今後ご紹介したいと思います。尚、これは麻痺側がまったく動かない方・感触のない方にも効果があることが推測されます。是非飽きずに続けて頂きたいと思います。

リハビリへの応用は一旦途切れた脳から末端への「意識の流れ」をもう一度イメージでつなぎ直すことに有ります。
この際「一旦切れた神経はつながらないとか、一度死んだ神経細胞は再生しない」などという医学常識のことは忘れることが前提です。
科学は確かに人類を発展させましたが未だわからないことの方が多いのは先端的な科学者ほどより深く理解しています。確か20年前には人類は100Mを10秒以内で走るのは無理だと科学者が言っていたはずです。

僕は科学より人間の可能性の方を信じています。

こんなことで治るはずがないと思う方はやめて下さい。時間の無駄です。最初から望みが有りません。そう思う気持ちが既に回復を妨げているからです。
ひょっとしたら何かが変わるかも知れないと思われる方はチャレンジしてみましょう。時間にして1日15分から20分。

コツは・・・何とかしてつなげてやろうとかそういう根性とか意思ではなくて「ただ感じる」ことだけに徹しましょう。「集中力」だけは絶対に必要です。それからなるべくゆっくり時間をかけてください。脳の中に(意識に)新しい感覚を作って行く作業ですから・・・。
集中できない時や時間の無い時は気にせず休みましょう。

今後、「シリーズ」として具体的な方法をご紹介するつもりです。乞うご期待!スタートは5月末からを予定しています。

関西でのトレーニング指導は以下URLをご覧下さい。
ここの訓練で17才の脳性麻痺の少年が生まれてから一度も使わなかった手をほぼ動かせるようになったという実績があります。こうした例をぼくは2件しか知りません。ここでの訓練と「動作法のアプローチ」だけです。

シンパシー・ユニオン

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